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「respect」という言葉があります。おそらくほとんどの英和辞典では、まず最初に「尊敬する」と訳されていると思うので、そう憶えてしまう人が多いかもしれませんが、実際にはどちらかというと「尊重する」という意味で使われることの方が多いように思います。私の体験から言うと、この「respect」という言葉こそが、アメリカの文化を表わす言葉ではないかと思うのです。

それは、彼らの毎日の生活の中で、身分・年齢・性別に関わらず、さらには動物や植物などに対しても、相手を尊重する態度が表れているからです。
大人は小さい子供の言うことに対して、ささいな意見でも真剣に聞いてじっくり話し合いますし、飼い犬や飼い猫に対しても、「飼ってやっている」態度ではなく、常に相手の気持ちを尊重しているように感じます。

日本では、普段から年齢や相手との関係によって敬語を使い分けなければいけない習慣があります。ついついフレンドリーに接しようとして敬語を使わないでいると、「タメグチ」に聞こえてしまって誤解を招いてしまったりします。そうなると結局、無礼な言葉づかいを避けるために敬語を使わなければいけなくなってしまいます。そんなとき、「ああ、英語だったらこういう気苦労もないのになぁ。」と思ったりします。

英語で話す楽しさというのは、そういうところにもあるのかもしれません。英語を学ぶということは、それぞれの国の文化の違いも学ぶといことではないかと思います。
by  杉浦絵里


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